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ケルベルス (小惑星)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ケルベルス
1865 Cerberus
分類 小惑星
軌道の種類 アポロ群[1]
地球近傍小惑星[1]
金星横断小惑星
地球横断小惑星
火星横断小惑星
発見
発見日 1971年10月26日[1]
発見者 ルボシュ・コホーテク[1]
軌道要素と性質
元期:TDB 2456400.5 (2013年4月18.0日)[1]
軌道長半径 (a) 1.079952583(2) AU[1]
近日点距離 (q) 0.57576984(8) AU[1]
遠日点距離 (Q) 1.483135329(2) AU[1]
離心率 (e) 0.46685637(7)[1]
公転周期 (P) 409.9259938(9) 日
(1.12 年)[1]
軌道傾斜角 (i) 016.096624(9) 度[1]
近日点引数 (ω) 325.23206(2) 度[1]
昇交点黄経 (Ω) 212.95147(2) 度[1]
平均近点角 (M) 240.18292(2) 度[1]
前回近日点通過 JED 2456027.00772
(2012年4月9日)
次回近日点通過 JED 2456536.93371(2)
(2013年9月1日)[1]
物理的性質
直径 1.2 km[1]
自転周期 6.8039 時間[1]
スペクトル分類 S[1]
絶対等級 (H) 16.84[1]
アルベド(反射能) 0.22[1]
色指数 (B-V) 0.790[1]
色指数 (U-B) 0.442[1]
他のカタログでの名称
1971 UA
1865
Template (ノート 解説) ■Project

ケルベルス[2] (1865 Cerberus) とは、アポロ群に属する地球近傍小惑星の1つ[1]

軌道の性質

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ケルベルスは軌道離心率0.4669の楕円形の公転軌道を持ち、近日点距離は金星軌道より内側の0.5757AU遠日点距離は火星軌道に接する。また、軌道傾斜角は16.10度とあまり傾いていない。以上の性質から、金星、地球、火星に頻繁に接近する小惑星である。ケルベルスの公転周期は1.12年であることから、地球にはほぼ毎年接近するが、約6年間接近しない空白期間が生じることがある。最も直近の空白期間は2010年5月21日から2016年11月8日までの間である[1]

物理的性質

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ケルベルスは直径1.2kmと推定されている小惑星である。スペクトル分類はS型の岩石質小惑星であると推定されているが、アルベドは0.22と比較的高い。自転周期は6.8039時間である[1]

その他

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ケルベルスの名は冥界の番犬であるケルベロスに由来する[1]。なお、冥王星の衛星であるケルベロスは、小惑星のケルベルス(Cerberus)との区別のため、ラテン語ではなく古代ギリシャ語からケルベロス(Kerberos)と名づけられた[3]

出典

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関連項目

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